２０１５年２月４日の授業から
投稿日時 2015-02-04 21:15:19 | カテゴリ： 今週のメッセージ
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クラスに参加するため電車に乗ると、何人かの受験生たちに会いました。自分の将来を選択しなければならない若者たちが、試験に真剣にチャレンジしている姿を見て、私もクリスチャンとしての人生をやり直すため、しっかり神学を学ぶのだという気持ちで、クラスに出席しました。礼拝では、創世記15章1〜21節より、「迷いの中で葛藤する信仰者」というメッセージがありました。アブラハムは神に召されていましたが、未だ子どもが生まれる気配はなく、約束の土地も何一つ手付かずの状態にありました。そのようなアブラハムに対し、神は、契約の儀式を通して、神の約束が確かなものであることを確証されました。神のみ心が信仰者に実現していくプロセスを学ぶことができ、とても参考になりました。
続く午前のクラスでは、キリスト者にとっては、生活において直面することはすべて「神学する」対象になる、と学びました。イスラム国のこと、テロや中東問題、愛知県の殺傷事件、トム・ピケティの資本主義経済の展望、民主党政治と自民党政治の違いなど、多岐にわたるテーマについて皆で考えあいました。多様な見方を学ぶことは、今の私にとってはとても大切だと感じております。
午後のクラスでは、創世記の初めの「エデンの園」と黙示録の終わりの「新天新地」の記事に、「神殿」を見ていく読み方を教えていただきました。そのような読み方をするなら、確かに、聖書全体が違って見えてくるだろうな、と感じました。心惹かれながらも、確信には至らなかったというのが、今の私の正直な気持ちです。しかし、「神学することの楽しさ」を、今日も豊かに味わいました。
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