2010年2月24日の授業から
投稿日時 2010-02-25 03:22:02 | カテゴリ： 今週のメッセージ
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今日は大野キリスト教会の元伝道師の背山藤枝先生が、クラスで講義をしてくださいました。礼拝のメッセージは、マタイの福音書５章１７節〜２０節でした。「目標をもって人生を歩むことの大切さ」を語ってくださいました。「今、バンクーバー冬季オリンピックが開催されており、今日はフィギュアスケートのキム・ヨナさんと浅田真央さんの演技に期待が寄せられていますが、オリンピックの金メダルは唯一人、それは過酷なものではありますが、競技とはそういうものです。けれども人生の金メダルはそれとは違い、人の数だけ金メダルはあるのです。その人に与えられた人生、いろいろな状況の中、病気や困難なこともたくさんある中で、競争の原理ではなく、金メダルを目指して生きていく。そのためには、どこに最終目標を定めるのかは、とても大切なことです」と語ってくださいました。�．ぅ┘后Ε�リストは旧約聖書に提示されている「神の義」を完成させるために来られた。その神の義とは具体的には、「山上の垂訓」である。�⊃祐屬呂修譴鮗蕕蹐Δ箸靴討蘯蕕譴覆ぁ�もし守ろうとするならば、病気かノイローゼになるか、ゴマかすしかない。��この狭間をどうしたらよいのか。それはキリストの十字架。神の赦しを受け取ることである。人は神の前でも自分の義を示したい、そのような愚かな者であるが、自分の罪を認めて、神の前に頭を垂れ、赦されたことを受け取り、神と和解をするとき、実を結んでいくことが出来るようになる。20節のパリサイ人の義にまさるもの（義）とは、「神のいのちがあり、自然体であり、人も自分も傷つかない。イエス・キリストの中に安心して、すべてゆだねることができる、そのような生き方である。そして気がつくと自分の中に実を結んでいる。」最後に、背山先生がずっと目指してきたこと、それは「Ｂｅ ナチュラル」である。「キリストにある義の実が一人ひとりの中に実を結んでいくことを願い、いつか人生の幕を閉じるとき、どういう人として幕を閉じるのか、そういうプロセスの中で今をどう生きるのか。キリストはその鍵となるものを与えてくださる方です。」と結ばれました。
午前中の後半は、聖書の舞台の「中近東とヨーロッパの東地中海沿岸一帯」の地理、聖書の書かれた年代などについての大まかな全体的なことを中心に学びました。
１８世紀末から考古学が非常に発展して、様々な遺跡、土器や粘土板の発掘により、古代文明の謎が解明されるようになってきたこと、また、科学的にも古代の様々なことが解明されるようになってきたり、天文学の発達、文字の解明などからも、かなり昔の出来事の年代の特定などが、信憑性高くできるようになってきたことを学びました。しかし、考古学にも限界はあり、推測や誤差があることも事実ではあるが、そのことも覚えつつ、しかしかなりの点で、古代のことが解明されてきていることを知りました。
午後からは、ものみの塔聖書冊子協会が出版し、非常に重視している「洞察」の書籍の中の、年代計算に関する項目から、特に異邦人のときの始まりとしている、ＢＣ６０７年の起算の間違えなどについて学びました。また、「良心の危機」（レイモンド・フランズ著）の３７頁〜３８頁に書かれている、著者がこの事実を知ったときの苦悩等を学びました。『また、「年代計算」という項目が割り当てられた時もやはり大きな疑問を持つことになった。エホバの証人の重要な教義の一つに、ルカによる福音書21章24節にある「異邦人の時」の終わりは1914年であると聖書が預言している、というものがある。････････この紀元前607年という始まりの年は、バビロニアの征服者ネブカドネザルがエルサレムを崩壊した時であるとされる。実はこの紀元前607年という数字が協会の出版物にしか存在しないような気がしていたのだが、それがなぜなのかはっきりとはわからなかった。････少しでもこの年代を歴史的に裏付けるものがないかと探し回ってくれた。ところがこの年代を裏付けるものはまるで何も見つからなかったのである。』と書かれており、組織の中枢で働いていながら、組織の間違いに気づいて、やがて組織を離れていくことになったフランズ兄弟のことなどを学び、心が痛みました。
ここ数週間、毎週新しい方がお見えくださいます。今日もＫさんが初めて来てくださいました。また久しぶりに、北国先生がクラスに足を運んでくださいました。感謝！
今日は聖書の歴史や年代に詳しい背山藤枝先生から、わかり易く、楽しく講義をしていただき、今日も一日、和やかにとても有意義に過ごすことができました。背山先生、ありがとうございました。またこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
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