今日は、真夏日を思わせる暑い一日でした。礼拝では、ローマ人への手紙15章17節から21節より、「誇りをもって働く人」というメッセージが取り次がれた。パウロの働きは、�．�リストが自分を用いておられると認識していた、�▲�リストは、人の言葉と行い、聖霊の御業と力とを通して働かれている、��キリストは、備えられた使命を全うされる、という三点に要約される。キリスト者にとって謙遜は重要である。だが、パウロのように自分の働きに誇りをもって生きることもまた大切なのだ、と教えてくださった。
礼拝後のクラスでは、「王国宣教」6月号より、「今年はキリストの臨在から数えて100周年になるので、8月の開拓奉仕には特別に励もう」とか、「老人ホームで聖書の学びを始めるには何に注意したらよいのか」という記事を通し、最近のものみの塔の組織の動向について様々な角度から考えた。
午後からのクラスでは、大野教会の小倉兄が「原発問題をどのように考えたらよいのか」というテーマで講義してくださった。技術的な問題はむろんのこと、経済や政治の側面、エネルギー問題、リスク管理の問題など、実に多岐にわたってのお話だった。キリスト者は聖書に聞くだけでなく、実際生活の中で生じる問題に真正面から立ち向かうことの大切さを、改めて考えさせられた。1時間の講義の後、1時間の質疑応答の時が持たれたが、本当にあっという間に過ぎてしまった。難しいテーマを、パワーポイントを用いて分かりやすく話してくださり、楽しい学びだった。クラスの出席者たちのレスポンスも興味深かった。この種の学びができるのは、ＪＷＴＣならではということだろう。今後も、いろいろなテーマについて、じっくりお聞きしたいと思いながら帰宅した。
今日は、小雨降る梅雨空の一日でした。礼拝では、ローマ人への手紙15章15節から17節より、「パウロの働き方に学ぶ」というメッセージが取り次がれた。パウロは、�‥粗擦梁仂櫃魄柬�人に限定した、�⊃世侶辰澆亡陲鼎い篤�いた、�０柬�人を「信仰の従順」に導くために労した、という三点を大切にして働いていたことを学んだ。パウロの働き方を通し、自分の生き方について深く反省させられた。
午前のクラスでは、「被造物管理の神学では、科学と宗教の関係をどのように考えたらよいのか」、「被造物管理の神学に立つと、牧師の説教は従来の講解説教から変わっていくのか」、という二つの質問が出された。私も同じ疑問をもっていたので、それに対する答えをお聞きし、とてもすっきりした。
午後のクラスでは、牧会の現場において、牧師や信徒、教会のリーダーは、教会内において起こってくる問題にどのように対処したらよいのかを学んだ。そして、最後のクラスでは、戦後から1950年代にかけ、日本の学術会議や物理学者のグループが、原子力の国策にどのように取り込まれていったのか、その経緯を学んだ。物事の判断に迷ったなら、その物事をめぐっての歴史を学ぶように、もし歴史をじっくり考えると、物事の本質がよく見え、最善の対応は自ずから飛び出てくるものだ、という言葉がとても印象的だった。
梅雨空の帰り道ではあったが、心は晴れ晴れとして帰宅することができました。
梅雨もちょっと一休み、今日は気持ちの良い一日になりました。礼拝では、ローマ人への手紙15章14〜17節より「三つの注意点」というメッセージが取り次がれました。もしクリスチャンの間で意見の違う人に出会ったら、�〜碓佞鬚發辰得椶垢襪海函↓△△蕕罎覲囘戮�ら物を見るという知恵にあふれていること、�Ｉ畸覆�らより良い人間関係を築き、互いに訓戒しあえる仲になっておくこと、の三つが大切だというお話でした。なるほどなあ、と感動を覚えました。
その後のクラスでは、月曜日に行われた福音主義神学会の講演について、解説してくださいました。最近のパウロ研究は、ローマ人への手紙3章20〜22節を新しく解釈し直しているようです。従来の信仰義認の理解を乗り越え、一世紀のユダヤ教の背景を踏まえて福音を理解するように、ということでした。
聖書は、特定の人により、特定の読者に対し、特定の問題について書かれたものである。神の啓示の書物なのだから、抽象的で絶対的な真理が示されていると考えがちだが、そうではないことを、詳しく解説してくださいました。
エホバの証人時代には、ローマ人への手紙をきちんと読んだことはなく、組織の書物が聖書の教えだと勘違いしていました。今は、聖書の一つ一つの言葉がとても新鮮に響いてきます。聖書って、本当に素晴らしい書物なのだと、実感しています。
神様、今日も豊かな学びをありがとう！
梅雨の真っただ中、今日も熱心な方々とご一緒にすばらしいクラスをもつことができました。礼拝では、ローマ人への手紙15章7-13節より「考えの違う人を受け入れるには」というメッセージがありました。1世紀のローマの教会に現実に起こっていたことを、今日の我々の状況においてどのように読んだらよいのか、大野教会の会堂使用をめぐっての出来事をとおして分かりやすく話してくださいました。説教をお聞きしながら、自分の身の回りにも似たような出来事がたくさんあることに気づきました。今日も聖書の読み方について、多くの示唆を与えていただきました。
午前のクラスでは、JEA総会（6月2日）における関野先生の講演原稿の紹介がありました。「被造物管理の神学」が、福音派の教会の中でも次第に話題になりつつあるようで、とてもうれしく思いました。
午後からは、ものみの塔の「王国宣教」5月号と6月号が配布され、王国会館における神権宣教学校と奉仕会の紹介がありました。さらに、エホバの証人の歴史を振り返り、地下鉄サリン事件（1995年）を機に、すべての宗教団体の伝道が大きな壁にぶつかって今日に至っていることを学びました。
最後のクラスでは、福島第一原発の事故現場で何が起こったのかという問題が取り上げられました。ジャーナリストの取材姿勢、原子力学者や学術団体の在り方、政治家の対応と責任、マスコミによる情報操作の問題など、日本社会の根底に横たわるさまざまな問題が指摘されました。それを、単なる社会問題としてではなく、先生ご自身の信仰の歩みを交えながらお話くださいました。そして、クラスの参加者たち一人一人も自分の歩みを振り返り、自分の生き方について分かち合う時をもちました。
今日から6月、衣替えの季節となりましたが、真夏日のような熱い一日でした。今日は、14，5名のレギュラーの参加者でしたが、活発な学びのクラスになりました。
礼拝では、ローマ人への手紙15:1-6より、「聖書は何を教えようとしているのか」というメッセージが取り次がれました。それは、「神の物語」として読み、「忍耐と励まし」を通して「希望」を与えるものだとの説明がありました。聖書は、教理でも、科学でも、歴史でも、道徳でもなく、「神の物語」として読むことの大切さを考えさせられました。「神の物語」は、「神の民の物語」であるという言葉がとても印象的でした。
午前のクラスでは、ものみの塔が毎月出している「王国宣教（4月号）」の「今夏の地域大会に参加する者への注意事項」について取り上げられました。このような記事も、マインドコントロールや情報制限、カルト的な体質などが背後にある、との指摘にはつくづく考えさせられました。
午後からは、Ｍ兄が、日本の原子力発電の事業に関わっているメーカーについてのレポートがありました。その後のクラスでは、まず、明治時代から第二次世界大戦までの日本の歩みを「70年戦争」と捉える歴史観を学びました。そしてさらに、日本の原子力事業について、戦後から今日までの政府の政策と、それにまつわる出来事について、詳しく学びました。私自身は、戦後史について深い興味を持っていましたが、原子力を中心に歴史を見ることはしたことがなかったので、目からうろこという事柄をたくさん教えていただきました。
いつものことながら、今日も、ものの考え方や自分の人生に対する姿勢について、根底から探られる思いでした。自分にはいまだ、分かりにくいところも多々ありましたが、このような学びを通して、キリスト教信仰の本質に近づくことができ、心より感謝しています。