お天気が守られ、今日も楽しいクラスをもつことができました。
礼拝では、ローマ6章1-11節より、「自我に死ぬ」という問題が取り上げられました。信仰生活において、自我に死ななければならないということは、具体的にどういうことなのかという問題を深く考えさせていただく時を持ちました。その解決方法は、キリストの内住に信頼することだと分かりました。午前のクラスでは、「キリスト教の教会に通ってみているのだが、違和感を覚えるような事柄に直面した場合、どのように対処したらよいのか」という質問がクラスの出席者から出されました。中澤牧師は、家族に例えて分かりやすくお話しくださったので、よく分かりました。
午後からは、エホバの証人の元長老石坂氏が「ものみの塔のハルマゲドン、千年王国などの終末理解」について詳しく解説してくださいました。その後Ｋ氏が「エホバの証人が、ものみの塔こそ真のキリスト教だと主張する５つの根拠」について取り上げてくださいました。そこでは我田引水的な、循環論法的な論理が巧みに利用されていることを学びました。今日は、タイのチェンライから平山宣教師が出席され、クラスの後お茶をいただきながら、楽しいお交わりの時を持ちました。感謝な一日でした。
今日は秋晴れのよいお天気の中、JWTCのクラスが行われました。
礼拝のメッセージは＜テサロニケ人への手紙第一５章１６節〜２２節＞から、「人生を豊かに歩む秘訣」と題して、メッセージが取り次がれました。
聖書を、今を生きる私たちに適用できないとするなら、単なる「古文書」となってしまう。今の私たちに何を語られ、私たちは何を受け取るのか。問題を抱えている人は失望の中にある。しかし、問題をもちながらもその問題に向き合っていけるか、その秘訣を聖書は与えているのです。
�� いつも喜んでいなさい（５：１６）
物事を神様の視点で見るということはとても大切です。喜んでいる人は「力」がみなぎっています。ある人たちは「刹那的」な喜びを求めています。今のこの時が楽しければよい。しかし、そういう喜びは失せたときに、ものすごく虚しくなるものです。聖書に示されている喜びは、人生を歩んでいく中で、生きる意味をしっかり見出すことができ、自分の存在意義を見出すことができるものです。喜んでいる人は脳が活性化し、生き生きとしていると言われます。喜びの対極にあるのは、不平不満や責任転嫁ですが、神にあって喜ぶ人生を送る人は、力がみなぎるのです。
�� 絶えず祈りなさい（５：１７）
祈ることができるということは、幸いです。誰に向かって祈るのかはとても重要なことです。祈る対象が不明確な人が多いのではないでしょうか。祈ることができるのは、神様との関係が回復した状態です。私に命をくださった、私を活かし、私に人生を与えてくださった方に信頼を置いて、絶えず祈ることが許されていることほど幸いなことはありません。そういう人は人生を豊かに生きることができるのです。
�� すべてのことについて感謝する（５：１８）
どんな状況にあっても、あらゆることに感謝することができる人は幸いです。今あることを感謝し、先取りして感謝する。喜びの中にある人は感謝できる人であり、それは、良い人間関係を生むものでもあります。人は幸せになりたい、幸せになることを願っています。すべてのことを、神の視点で見るならば、あなたに命を与えられたのは、神であり、神との関係が正しく回復されたとき、人の心は定まるのです。どのような状況にあっても、神にあって感謝のできる人になりたいものです。
午前の後半からは、境界線（ヘンリー・クラウド、ジョン・タウンゼント著）のＰ３８５、第１３章「境界線と神」から学びました。聖書は、「あれをしろ、これはするな」という規則の本ではなく、「関係」について語る生きた本です。神から人への関係、人から神への関係、そして人々の間の関係です。神はその関係を癒し続けてくださる方です。また、私たちには、神との関係において、個人的な境界線があります。神は境界線が尊重されるようにと、この世をデザインされました。神は私たちの境界線を尊重し、私たちも神の境界線を尊重する必要があるのです。神は私たちにしかできない仕事は私たちの手に任せ、また神は私たちの「ノー」を尊重してくださいます。同様に、神はご自分の境界線が尊重されることも期待されます。神が「選択」したり、私たちに「ノー」とおっしゃるとき、それは神の権利であり神の自由です。神の自由を受け入れ、神の境界線を尊重するとき、神との関係は必ず深められます。「関係」こそ福音の神髄であり、「和解」の福音です。境界線は私たちが到達することのできる最高の姿、神の似姿になるのを助けます。
今日の学びは、神様と私たちの関係と境界線について、初めて聞いたとても新鮮で、考えさせられるものでした。神様との関係の中で正しい境界線をもつことは、良い人間を築く、最も根底にある大切な基本であることを学んだように思いました。境界線の学びも終盤に入り、今日は境界線の奥義を学ばせていただいたように思いました。正しい境界線をしっかりと身に着け、神様から与えられた人生を、喜びと感謝に溢れ、歩んでいきたいと思わされました。 白石先生今日も有意義な学びをありがとうございました。
台風が近づいているのか、朝出かけるときは雨が降っていました。それでも、久しぶりに遠方から出席された方々もおられ、今日も良き学びの時となりました。礼拝では、ローマ5:12-21より「アダムに比較されたキリスト」という題でメッセージが取り次がれました。ものみの塔では、キリストは第二のアダムであり、アダムの罪の代価を支払ったと説明しています。しかしローマ人への手紙における類比は、アダムは罪と死をもたらしたが、キリストは恵みによって義といのちを与えられたということです。これは、似ているようですが、全く違い類比です。組織が繰り返し教えて刷り込もうとしているフレームから聖書を読むのではなく、聖書の中のキーワードを探しながら、文脈に沿って聖書を読むという読み方を今日も教わり、なるほどと納得しました。
その後の午前のクラスでは、新世界訳の訳し方の問題や、霊魂不滅の問題に関して質問があり、共に考えました。
午後のクラスでは、来年度4月から、ＪＷＴＣのクラスをどのようにするのかという点について、中澤牧師より説明がありました。お茶の水ではなく、大野教会の新会堂で行うこと、日時や形態は今と変わらず、毎週水曜日午前と午後に2時間ずつ行われること、毎学期の回数や事務局体制などについてはできる限り今の方針を継続したい、との意向が示されました。大きな違いは、エホバの証人問題を取り扱いながらも、さらに広げ、聖書の信仰の本質に迫るようなクラスにしたいということでした。個人的には、むしろそういう方向を求めていましたし、JWTCでの出会いはかけがえのないものです。ですから私自身はとてもうれしく思いました。ご家族の方々はどう思われるかなと、気にはなりましたが、中澤先生が神様から示されるとおりのことをされたらよいのではないかと思いました。この問題については、皆で祈りあっていきましょう。
帰る頃には雨はすっかりやみ、秋晴れの中を気持ちよく帰宅できました。
主に感謝します！
今日は朝から雨の降る一日でしたが、大勢の方々が出席され、有意義な学びの時をもつことができました。礼拝では、ローマ5:1-11より「キリスト者が受ける恵み」という題で、メッセージがありました。キリスト者は、過去は不敬虔な者であり、神の敵で義と認められるには足りない者でした。しかし今は、義と認められ、神と和解し、神との平和を持つ者となりました。そして未来においては、希望があり、救いを受ける者とされます。このような聖書が説く信仰は、エホバの証人時代に組織から教えられた信仰とは全く違うものです。改めて、聖書はそのまま読めばよいのだということがよくわかりました。いつも聖書を素直に読めばよいのだと教えられ、感謝でいっぱいです。その後は、ＣＤ受講生から出された「霊魂不滅と地獄の教理」に関して、中澤牧師の考えをお聞きすることができました。先生は、二つの問題をどのように考えるにしても、あくまでも聖書に忠実であるようにとお話してくださいました。その後、久しぶりに出席された知識富男先生のお証を伺うことができました。最近、奥様ともども病に倒れられましたが、教会の方々の祈りのサポートを受け、奇跡的に癒されたことをお話してくださいました。神様のみ名をほめたたえるとともに、知識先生のご家族のために心を合わせて祈りの時をもちました。
午後からは、エホバの証人と聖書研究をしているキリスト者の方がしてくださったレポートを読み合い、エホバの証人とどのように会話を進めたらよいのかを、皆で話し合いました。また最後のクラスでは、ものみの塔の集会に奥さんと共に通っているご主人が、信仰や祈りについてどのように考えたらよいのかという質問がありました。中澤牧師は、最近先生が考えておられる被造物管理の神学から、信仰の本質、あるいは祈りの意味について丁寧に説明してくださいました。先生の率直な考え方には、いつも自分自身の歩み方を反省させられます。本当にありがとうございました。
数日前大型台風が日本列島を襲い、甚大な被害が出ましたが、今日はとてもよいお天気の中、JWTCのクラスが行われました。始めて出席してくださった方もあって、和やかなうちにクラスが行われました。
礼拝のメッセージは＜ヤコブの手紙1章19節〜26節＞から、「良い人間関係をつくるために」と題して、3つのポイントでメッセージが取り次がれました。
�� 聞くのに早く
他の人に関心をもっている人の姿勢である。「聞くのに早く」とは、人の話を聞く人である。これはカウンセリング・マインドである。カウンセラーはひたすらじっと聞き続ける。言葉が途切れたとしても、その中に交流が起こる。それは相談者がカウンセラーに自分の気持ちを受け止められたと感じて、心に満足感をもつことができるからである。
�� 話すのにおそく
白石先生がカウンセリングをされた方の中に、３０分、息つく暇もなく話し続けていた方がしゃべり終え、白石先生に「あなたも何か話しなさい」と言われ、そのとき白石先生が「大変でしたね」と一言おっしゃられると、ほんとうに満足して帰られたそうです。相手の人の話をじっくり聞くことはとても大事なことで、じっくり聞いていれば、その人に語るべき言葉がわかり、見えてくるものであると語ってくださった。
�� 怒るのにおそく
感情的にではなく、理性的に話すことが大切である。「子どもを怒鳴ればたたくのと同じ悪影響」というウォール・ストリート・ジャーナル（９月９日発行）の記事から、親が戒めとしてひどい言葉を使ったり、たたくなどの体罰を与えると悪影響があることの調査結果から、「親が怒鳴ると、子どもの自己像を傷つける。もう能力や価値がなく、無駄な存在だと感じさせる」ということを改めて知った。
言葉には力がある。肯定的なことばは、人を生かすことができる。人を諭す事が大切であり、怒っても効果はなく、かえって反発をかうだけである。そして、人はきちんと聞いて心にとどめたら、そのことに応答していき、行動に至るのである。ほんとうの意味で、しっかりとみことばを聞き、そのみことばに聞き従う者となりたいものである。
午前の後半からは、境界線（ヘンリー・クラウド、ジョン・タウンゼント著）のＰ３６２「アルコールや薬物の乱用」から学びが始めました。特にＰ３６３の「私たちこそ自分にとっての最悪の敵である」という箇所は、
とても考えさせられるものでした。他者との人間関係でも正しい境界線をもつことは難しいと感じるのですが、自分自身の内的な問題の対処は、さらに難しいものであると感じました。この箇所では、「意思を偶像化している」「意思の力だけでは役に立たないというのが事実」「ただ、歯を食いしばって頑張るだけでは癒されることがない」等々、とても考えさせられる課題でした。しかし、Ｐ３８０に「ほんとうの必要を取扱い、失敗し、思いやりのある忠言を得、結果を負い、回復されることを繰り返すたびに、あなたは内的境界線をより強固なものへと立て上げていくのです。」とありました。いつも白石先生は「人はどういう所に立っているか、どういう人間観をもっているのかは大切です。聖書は私たちに大切な土台、生き方を与えてくれるものです」と語ってくださいます。
今日も、自分自身を良く知り、正しい境界線をもつことの大切さを学びの中で痛感いたしましたが、「傷つけるのも人の言葉ですが、癒されるのも人の言葉です。肯定的な人を活かす言葉を話しましょう、「言葉には力がある」」という白石先生の優しい、力強い語りかけに心癒されて、感謝しながら帰途に着きました。
白石先生今日も有意義な学びをありがとうございました。