今日は久しぶりに、元大野キリスト教会伝道師の背山藤枝先生をお招きしてのクラスでした。背山先生はにこやかな笑顔で、いつも変わりなく皆を温かく包み込んでくださるので、クラスはとても和やかです。今日は、大阪から、埼玉に戻られた姉が久しぶりに来てくださいました。今日の礼拝はコリント人への手紙第二11章21節〜27節から、「聖書に書かれている謙遜」についてパウロの生き方からメッセージをいただきました。私たちが思っている「謙遜」という言葉のイメージは「へりくだった・控えめ・人より出ない等々」ですが、聖書が示している謙遜はとても積極的な生き方であること、また神の前にへりくだり、打ち砕かれて己の姿を知った生き方であることを知りました。これはエホバの証人が教えられている謙遜とは、ずいぶん違います。真の謙遜な姿とは、創造者なる神が私を造り、ありのままの私を受け入れてくださり、私は存在していて良い、生きていて良いと自己を肯定し受け入れることができることからスタートすると知りました。そして神との個人的、人格的関係をもつことが、とても大切であることを学びました。私たちはエホバの証人と対話するとき、本物の謙遜を手に入れなければならないとお勧めをいただき、これからも神様に内なるものを変えていただきながら、一歩一歩本物の謙遜を手にしていきたいと思わされました。その後の講義は、「三位一体」について、王国行間逐語訳から学びました。何箇所か聖書を改竄していることを知り、驚きました。そしていかに聖書は、イエス・キリストは「神」であるか、を語っているか、また、聖霊は単なる活動力ではなく、素晴らしい神ご自身であることを、使徒の働きのペンテコステの出来事から学ばせていただきました。締めくくりに、アウグスチヌスの「不条理なるゆえにわれ信ず」の言葉を引用され、逸話から、浜辺を散歩していたときに、子どもが砂を掘り、そこに海水を入れ、「僕は海を入れている」といった言葉を耳にしたアウグスチヌスは、私たちは神様の一部を知ることができるが、全体を知ることはとうていできないと悟ったとお話しくださいました。人間の頭や理性で理解できるものみの塔の教理は、本物ではないことが良く理解できました。今日も良き学びのときで、とても有意義な一日となりました。
今日は少し肌寒い曇り空から雨模様の一日でした。今日は春日部教会牧師の白石多美出先生の講義でした。豊かな心満たされるカウンセリングの学びでした。久しぶりに、岩手から来てくださった姉や二世の兄が出席してくださり、クラスは盛り上がりました。
礼拝は＜ヨハネの福音書4章1節〜42節＞から、3つのポイントでお話くださいました。普通は「サマリヤの女」と題する聖書の箇所ですが、白石先生は「サマリヤの女性」と題してメッセージを取り次いでくださいました。敢えて「女性」とこだわった背景は、イエス様が、この女性に対して、自堕落な女と言うより、一人の大切な真理を求ていた存在と受け止められていたことに目を留められたからです。当時サマリヤ人はイスラエル部族が分裂したとき、アッシリアの異邦人たちと婚姻関係をもったことから、血筋を大切にしているユダヤ人は、サマリヤ人と断絶状態になっていました。この女性に対しても蔑視することが当然でした。しかし、イエス様は、�，海僚�性に対して、腰を低くして関わられた。�△海僚�性の心に触れられた。�５澆い鬚發燭蕕気譴拭�この女性はイエス様に出会い、永遠のいのちの水を与えられて、本当の満足を手にし、人生が大きく変えられました。「イエス様は、高潔な存在とこの女性を見ておられた。」と締めくくられて、私たち人間を大切な存在として尊厳をもって接してくださり、人の心を理屈ではなく、神の愛で溶かしていかれる、カウンセラーとしてのイエス様のお姿に触れることができ、心が温かくなりました。
続いて「人生を変える力」リックウォレン著の第5章「ストレス社会を平安に生きる」からストレスと平安について様々なことを学びました。聖書の中に書かれている「みことば」から平安に生きることの原則、秘訣を学び、多くの慰めと教えをいただきました。また、クラスの中で、エホバの証人の「平安」について考えるときがありました。彼らは神から与えられる平安ではなく、組織に繋がっていることが平安であるということを元証人からお聞きして、エホバの証人のお一人お一人が、聖書に書かれている、いつまでも変わることのない、神様からの平安を受け取って、神にある喜びの中、素晴らしい人生を歩んでいただきたいなと心から思わされました。締めくくりは、ニーバーの「平安の祈り」でした。「神様、どうか私にお与えください。変えられないものを受け入れる心の平安を。変えられるものを変える勇気を。そして、その違いを見極める知恵を」今日も有意義な学びの一日でした。感謝！
今日は、とても暖かな、初夏を思わせるような一日でした。
礼拝では、ヨハネ21:1-14より、困難な状況に陥っていた弟子たちに対し、復活されたイエスがどのように対応されたのかを学びました。イエスは、�〔簑蠅凌燭誕�中におられ、�¬簑蠅魏魴茲垢襪燭瓩謀�切な指示を出され、��イエス自らが食事を用意され、�い修硫饋�の主導権を取られた、というのである。迷いと困惑の中にあった弟子たちを励まされたイエスのお姿に大きな励ましを受けました。
引き続いての午前のクラスでは、JWTCのクラスの学びが、�，發里澆療磴凌�仰の間違いを正す、�∪蚕颪寮気靴て匹瀛�を身につける、��いろいろな角度からものを見ることができるように育てる（これこそマインド・コントロールを解くのに最も有効な手段である）、の三つの目的をもっていることを教えていただいた。このJWTCの授業が他にはない魅力をもっているのは、特に三番目にあるのかな、と思わされた。
午後からは、「エホバ」という発音がどのようにして出来上がってきたのかを学んだ。さらに、ものみの塔において「エホバ」という神の名が重要視されるようになったのは1931年以降のことであって、イエスが1919年に地上のすべての宗教団体を調べたときにはそうではなかったということでした。また、エホバという神名が旧約聖書に採用されたASV（American Standard Version）は1901年に翻訳されていたのに、ものみの塔組織では1941年までは「エホバ」が4回しか出てこないKJV(King James Version)を使っていたそうである。確かによく考えてみればおかしなことばかりで、いろいろ考えさせられるときでした。
今日は雨降りの一日でした。
礼拝では、イエスが弟子たちに顕れた記録（ヨハネ20:19-29）を通し、8日目（日曜日）にイエスが顕れたことの意味、弟子たちがユダヤ人を恐れた理由、トマスが他の弟子たちと行動を共にしなかった背景、イエスが弟子たちに託された使命、トマスはイエスをどのように礼拝したのかなどという問題について共に考えました。さらに、講解説教と釈義説教の違いについても教えていただきました。
午前中のクラスでは、検察審査会が小沢一郎民主党幹事長を起訴相当と判断したが、この問題について小沢擁護の立場に立って書かれた書物をどのように読んだらよいのか、ということについてコメンがありました。ものごとは、いろいろな角度から、幅広く見て判断しなければならないことを改めて考えさせられました。
午後のクラスでは、村上春樹の「1Q84」（第三巻）が取り上げられ、この書物で「ものみの塔」の組織や「エホバの証人たち」の生活がどのように取り扱われているのかを、テキストそのものが読み上げられ、確認しました。この小説は、オウム真理教、統一協会、ヤマギシ会、そしてものみの塔という四大カルトを背景に描かれているが、その意味についても皆で考えました。一度村上春樹をクラスにお呼びし、講義を受けたいという声が上がったのには驚きました。JWTCというクラスには、つくづく面白い人たちが集っているのだなあ、と感心し、良き学びのひと時でした。
今日は、久しぶりに晴れ上がり、温度がどんどん上がって夏日のように暖かい一日となりました。
礼拝では、ヨハネ20:11-18より、イエスが復活後最初に現れた人物は、七つの悪霊を追い出されたマグダラのマリヤという女性だったことを学びました。もし復活の話が創作であるとすれば、どんな作者であったとしても、イエスがマグダラのマリヤという女性に最初に会うようなストーリーにはしないだろうという中澤先生のお話は、なかなか説得力があるものでした。
礼拝後に続く午前のクラスでは、まず「王国宣教」の3月号と4月号が取り上げられ、奉仕会の学びの内容が紹介されました。続いて「ものみの塔」誌4月1日号の「読者からの質問」が取り上げられ、ミカエルという天使長がイエスと同一人物なのかどうかが、論じられました。「ミカエル」という天使名は聖書の中に五箇所出てきます。その中の一つ、ダニエル書10章13節にはミカエルが「天使長たちの一人」となっており、イエスと同一視するのはおかしいことが指摘されました。その他の四箇所の言及もいずれもイエスとミカエルとを同一視することは無理であることが分かりました。
午後からは、「エホバ」という神の名前は永遠の名前である以上、今も必ず使われなければならないとエホバの証人が主張していることに対し、「永遠」と訳されているヘブル語の「オーラム」は、必ずしも文字通りの「永遠」という意味ではなく、「かなり長い期間」を指す言葉であることが明らかにされました。そして「エホバ」という言葉は、神がイスラエルと契約を結ばれたときのタイトルであることを学びました。こういう学びをエホバの証人の方達に、きちんとして頂きたいとつくづく思いながら、帰途に着きました。