秋晴れのすばらしいお天気の中で、今日も楽しいJWTCのクラスが開かれました。毎週新しい方々が加えられ、この働きがだんだん広がっていくように感じ、とても嬉しく思いました。礼拝では、エペソ人への手紙1章16節から23節より「教会とはどのようなところ？」というメッセージが取り次がれました。教会とは「神の民」のことで、3つに分けて整理すると分かりやすいということでした。1つはキリストのからだなる「普遍的な教会」、2つ目は時代と場所に制限される教派や教会、3つ目は一人ひとりのクリスチャンのことです。この3つの区分は、いつも分けて考えるように勧められている「信仰」と「教理」と「神学」に対応しているということです。このように3つを区別して考えると、クリスチャンとしてぶつかるさまざまな問題に対し、効果的に対応できるはずだというお話に納得できました。
その後の午前のクラスでは、新天新地が今の地球とどのような関係にあるのかという問題が取り上げられました。黙示録21章、エペソ1章、ローマ8章などの聖句を基に、神がもともともっておられた人間創造の目的（神とともに「王なる祭司」として統治すること）を考えるなら、両者に深い関係があるという説明に、なるほどと思いました。そうなると、そのような考えとは対立する幾つかの聖句が思い浮かんできたのですが、ついつい質問するのを躊躇してしまいました。いつかまた、ゆっくりお聞きしてみたいと思います。
午後からのクラスでは、昨日まで2日間にわたって行われた日本バプテスト教会連合の「50周年記念総会とレセプション」に関わりのある事柄を取り扱われました。そのお話から、若い牧師を育てたいという先生の祈りが伝わってきました。私は、その教派の信徒ではなく門外漢の者ですが、神様に仕える一信徒として、考えなければならないことがたくさんありました。特に、牧師先生が一人前の働き人になるためには、教会員の責任も大きい、というお話にはハッとさせられました。自分の生き方を振り返るときともなり、新しい出発をしようと決心しました。神様、今日もすばらしい学びの時を備えてくださり、ありがとうございました。
今日は10月最後のJWTCのクラスでしたが、新潟県や千葉県などの遠方からの出席者も加わり、すばらしい学びの時となりました。礼拝では、ヘブル人への手紙2章6-13節より「被造物管理の神学とはどのようなものか」というメッセージが取り次がれました。この神学は30年前の神学校のクラスにおいて示されたこと、さらにその後30年間にわたって、新しい福音理解として熟成されてきたプロセスが語られました。この話は、度々お聞きしてきましたが、改めてその経緯を伺って、この神学の重要性を認識させられました。人間は、創造以前から「王なる祭司」として「被造物管理」の目的のために計画されていたことを知ることは、信仰生活の基本であり、クリスチャンの歩みに大きな影響を与えると強く確信させられました。
午後からは、新潟県の高田市で牧会しておられる（元エホバの証人二世の）成田牧師より近況報告がありました。地方における伝道と教会形成のご苦労について、深く考える時を与えられました。その後、大野キリスト教会の池内姉からご専門の「健康管理」について、お話がありました。講義を受けた後で、クラス参加者全員が「私の健康長寿宣言、10箇条」を書き、それを発表し合いながら、皆で自分の日常生活を振り返るときを持ちました。クリスチャンの専門家から、このような広い分野の学びができることは、JWTCのすばらしいところだと思います。この種の学びは、従来の教会では、この世に属することとして、取り上げられることはなかったと思います。これこそ「被造物管理の神学」の実践なのだな、と感じました。とにかく、自分の生活習慣を変えていかなければと感じさせられたひとときでした。ありがとうございました。
今日は、秋も深まり寒さを感じさせる一日でした。クラスには新しい方々も参加され、活発な学びの時となりました。礼拝では、コリント人への手紙第一13章より「いつまでも続く信仰、希望、愛」というメッセージが取り次がれました。この聖書箇所は、結婚式などをとおして、一般によく知られています。しかし、永遠に続く「信仰」と「希望」と「愛」とはどのような意味なのか、またガラテヤ人への手紙5章22-23節の「9つの御霊の実」とはどのような関係にあるのかについて、詳しい説明がありました。
その後のクラスでは、異言に関する質問がたくさん出されました。キリスト教の教会では、聖書をそのまま素直に読んでいることが分かり、とても安心しました。どんな問題でも、率直に話し合えることは、ものみの塔組織にはなかったことで、すばらしいことだと思います。午後のクラスでは、第二次大戦前後のものみの塔組織の姿を撮影した「ものみの塔の宣伝ビデオ」を映写し、石坂元長老が組織には表と裏の両面があることを講義をしてくださいました。そのような問題が取り扱われる中で、エホバの証人に関する様々な疑問が出されました（例えば、輸血、格闘技、大学進学、統治体の実態、カルトの本質、組織の構成など）。石坂さんは、一つ一つの疑問に丁寧に答えてくださいました。私は自分の証人時代のことを思い出し、あの組織から解放されたことは本当に良かったと、つくづく思わされました。今日も、貴重な学びを備えてくださった神様に感謝いたします。
今日は秋晴れの美しい一日、新しい方々も参加され、盛り上がったクラスとなりました。礼拝では、マタイの福音書5章1〜10節より、「山上の説教をどのように読んだらよいのか」というメッセージが語られました。この箇所は一般に、人間としての理想的な生き方、クリスチャンの守るべき戒め、千年王国の倫理、などと解釈されています。しかしここは、キリストの復活によって始まった「神の国」の生き方を示している、ということです。そして、ガラテヤ人への手紙5章16〜23節より、クリスチャンが御霊によって歩むと9つの「御霊の実」が第二の天性となり、新しく造られたキリスト者の「特質」になります。そのような特質を身に着けた「本当の私（real me）」に、神は終末のときに復活のからだを与えてくださる、というメッセージでした。今まで考えたことのない話だったので、とても深く考えさせられました。
午後からのクラスでは、長い間大学で英文学を教えてこられた池内さんから、ヘミングウエイの「雨の中の猫」とフォークナーの「エミリーへの薔薇」の読み方やその背景にある事柄を学びました。私は、小説をほとんど読んだことがなかったので、大変興味深いクラスでした。特に、いろいろな角度から物事を観察し、幅広い知識を身につけることの素晴らしさを体験しました。30年ぐらい前の学生時代に戻り、ルンルン気分で帰宅しました。
秋晴れの美しい一日、今日も聖書の真理を熱心に学ぼうとする仲間が集いあい、すばらしいときをもちました。礼拝では、「神が人類と結ばれた契約は一つである」というメッセージが取り次がれました。出エジプト19章3-4節と�汽撻謄�2章9節を比較しながら、イスラエルも教会も「全被造物を相続財産として受けつぎ、王・祭司として支配する使命を託されている」という祝福の約束にあずかっているのだという話でした。クリスチャンへの神からの恵みは、アブラハム契約の延長線上にあることを改めて考えさせられました。
続くクラスでは、�，發里澆療磧Ε┘曠个両攷佑竜盾崚�な活動に対し、近隣社会に警告を発していくことの重要性、�∋匐，△襪い録祐屬魄蕕討襪箸�にはどのような点に注意をしたらよいのか、��今日のキリスト教界においてN.T.ライトの神学はどのような意味をもっているのか、�ぅ�リスト者の聖化や完全になることが、律法主義や安価な恵みに陥らないためにどうしたらよいのか、�ゥ�リスチャンが信仰・神・教会などに由来する強迫観念に襲われるとき、どのように対処したらよいのか、というような様々な問題が取り扱われました。中澤牧師は、このような難しい問題の一つ一つに真剣に向き合い、聖書的な福音理解に立ちながら真正面から答えていました。キリスト教の信仰について、私もたくさんの疑問をもっていますので、大変助かりました。ありがとうございました。