今日は秋晴れの美しい日で、大勢の方々がクラスに参加していました。礼拝は、ローマ人への手紙4章22節、5章17節、8章12-39節などより、「クリスチャンは世界の相続人である」というメッセージが取り次がれました。ローマ人への手紙は、「罪の自覚（1-3章）、信仰義認（3-5章）、聖化（6-8章）」と分けるのではなく、1世紀のユダヤ教を踏まえて解釈しなければならない。クリスチャンは、アブラハム契約の延長線上にあって、世界を相続財産として受けていることを学びました。
午後のクラスでは、先日奥様を亡くされた黒川氏がご挨拶に来てくださり、最近の医療事情やがん治療の問題点をさまざまな角度からお話くださいました。改めて、黒川姉をしのび、思い出話に花が咲きました。最後のクラスでは、戦後の日本の福音派の歴史を振り返り、キリスト教がこれからの日本社会に根づいていくには何をしなければならないのかという、大きな課題を分かち合いました。聖書的な福音をはっきりさせ、真正面から日本人の心に切り込んでいくという信仰の在り方に深い感動を覚えました。私にとっては、JWTCは楽しい勉強の時であると同時に、神様から豊かな霊的祝福をいただく時になっています。いつも、本当にありがとうございます。
荒れ模様の国会の内外の動きが気になり続けた一日でしたが、二学期のJWTCのクラスが今日から始まりました。礼拝では、「キリスト者は何者？」という題で、メッセージが取り継がれました。これまでも、クリスチャンは「王であり、祭司である」と何度も聞いてきましたが、今日は、いつも引用される聖句（�汽撻謄�2:9、黙示録1:6、5:10、20:4-6、22:5など）に加え、ローマ5:17、�汽灰螢鵐�3:21-23、4:7-8、�汽撻謄�2:5などのみ言葉が開かれました。一つ一つの聖書箇所の解説に納得し、改めて自分が「この世界において王であり祭司として召されているのだ」と自覚させられ、喜びでいっぱいになりました。
午後のクラスでは、石坂長老が、ものみの塔が公開しているビデオを見せてくださいました。エホバに反逆するコラの子の記事から「エホバに忠実であるように」と説いているのですが、カルトの心理操作がいかに巧みに組み入れられているかについて、突っ込んだ解説がありました。私は、その巧みさにショックを受け、自分も簡單にマインドコントロールされてしまった経験を思い出しました。
その後のクラスでは、日本のキリスト教界、特にプロテスタント福音派が戦後どのように歩んできたのか、という講義を受けました。中澤牧師は、その渦中にあった一人として、さまざまな問題を分かち合ってくださり、今日の福音派の教会がどのような問題に直面しているのかがよく分かりました。このような学びは、エホバの証人に関わる人々だけでなく、日本中のクリスチャンが皆学んだらよいのに、と思わされました（いつものことですが）。今学期も楽しい学びが始まりました。
梅雨のまっただ中らしく、小雨降る一日でした。今日のクラスには、始めての方も加わり、たくさんの参加者がありました。礼拝では、使徒の働き20章27節から「神のご計画をあますことなく語る」というメッセージが取り次がれました。聖書は、「神のご計画」とか、「神のはからい」という言葉がたくさん出てきます。確かにすべてのことは神のご計画で決められていると言えますが、事細かなところまで決められているというわけではなく、自由にできる部分もたくさんあるのではないか、と問いかけられました。普段あまり考えたことのないテーマでしたので、とても参考になりました。
続く、午前中のクラスでは、沖縄の受講生が、3年前に間違いに気づき、この間にさまざまな問題を整理し、今月末にキリスト教会でバプテスマを受ける決心をされた、という証をしてくださいました。
午後からは、石坂元長老がエホバの証人の子どもたちの教育上の問題や、経済的な問題の故に組織から離れていかざるを得ないという問題を取り扱ってくださいました。エホバの証人としての生活がいかに大きな犠牲を強いられるものであるのかを教えていただき、エホバの証人として歩むことは大変なことだなあ、と実感させられました。最後に、普通の教会では、サタンの存在や活動についてどう考えているのかという質問があり、クラス参加者が互いに自分の意見を述べ合いました。
今学期は今日が最後で、2学期は9月は16日からスタートです。長い夏休みに入り、しばらくの休みになり、ちょっと寂しくなります。しかし、夏には普段できないことをしようと心に決め、クラスの皆さんと分かれました。今学期も、中澤先生始め事務局の皆様がたに、心よりお礼申し上げます。
今日は、梅雨の季節特有の小雨降る日でした。このような天候不順であったにもかかわらず、沢山の方々がクラスに参加されました。礼拝では、「イエスの復活と終末の出来事」というメッセージが取り次がれました。特に、�汽灰螢鵐�15:20-28、エペソ1:20-23、ピリピ3:20-21、コロサイ1:15-20の4箇所を比較しながら、キリストの復活、キリストの支配、キリストの再臨、復活のからだ、キリストの王国の完成、キリストと教会の関係などについて、詳しい解説がありました。特に、ピリピ3:20-21を「ローマ皇帝が植民都市を巡回訪問する出来事」に類比させる読み方は、私にとってはとても新鮮でした。
続くクラスでは、午前と午後を通じ、�／棲悗箸浪燭覆里�、�∈�なぜN.T.ライトを学ばねばならないのか、��ライトを学ぶ目的は何なのか、�ぅ薀ぅ醗奮阿量槊�つ神学者にはどのような人がいるのか、�げな討諒＿伺匹凌棲惺擦反棲惻圓瞭宛�など、一つ一つについてじっくり学びました。しかも、このような神学を学ぶ最終目標は、「自分の神学を築くことにある」という先生の考え方には、大きな共感を覚えました。どんなことを質問しても、一つ一つ丁寧に、かつ即座にパッパッと答えていかれる姿には、大変驚きました。
帰宅するときには雨もすっかり上がり、今日もすばらしい学びの時となりました。事務局の皆様にも、心よりお礼申し上げます。
梅雨のまっただ中でしたが、すばらしいお天気になり、今日も楽しいクラスでした。礼拝では、�汽灰螢鵐�9:19-23より「福音を本当に理解するには」というメッセージが取り次がれました。パウロは異邦人への使徒でしたが、1世紀のユダヤ教の中で生まれ、育ちました。その彼が「ユダヤ人にはユダヤ人のように、ギリシャ人にはギリシャ人のように」と述べたとき、どのような信仰や考え方になっていったのだろうか。特にN.T.ライトは、パウロを1世紀のユダヤ教の世界から理解しようとしているが、そのように理解した場合、パウロが説く福音をどのように解釈したらよいのか、という問題提起がなされました。私はこれまで、このテキストを伝道の方法に関する聖句として理解してき、パウロの福音理解そのものにまで適用して考えたことはありませんでした。従って、非常に新鮮な思いで聞くことが出来ました。
今日は、午前のクラス及び午後のクラスを通じて、N.T.ライトの神学を学びました。ライトを取り上げる意味は、自分の神学を確立するためであると言われたことが、私にとってはとても新鮮で印象的でした。そして、ライトの神学はライトの生い立ち、受けた教育、教会生活の背景、活動している社会的状況などを理解して初めてよく分かる、ということを学びました。今後3回にわたって、N.T.ライトについて学ぶことができるということです。なんだか、楽しいことがいっぱい出てきそうで、ウキウキした気分で帰途につきました。ありがとうございました。