みぞれまじりの寒い一日でしたが、今日も遠い所からの参加者も含め、たくさんの方々がクラスに出席されました。礼拝では、創世記17章より「神が結ばれた契約」というメッセージが取り次がれました。この契約には、3つの特色がありました。�．▲屮薀爐肇汽薀い�、それぞれアブラハムとサラという名前に変えられたこと、��契約のしるしとして割礼が行われたこと、��イシュマエルの子孫をはじめアブラハム家に仕えていた一族すべてが契約に含まれていたこと、です。このような事柄から、「神の契約とは何か」という問題について、深く考えさせられました。
続く午前のクラスでは、「地球と生命の歴史」を概観しました。地球の形成史46億年の間には、さまざまなドラマがあったことを、改めて学びました。アダムは homo sapiense ではなく、homo divinitusであると言われたことには、なるほどと納得しました。
午後のクラスでは、石坂元長老が、エホバの証人の組織の問題、エホバかサタンかという二元論の恐怖、最近のデータから見えてくるものみの塔組織の活動状況の分析結果について、お話くださいました。会場からのさまざまな質問に、一つ一つ的確に答えていかれる長老経験者のアドバイスには、感動しました。今日もたくさんのことを学び、私の小さな頭はいっぱいです。帰ってからもう一度、一つ一つをじっくり復習しようと思っています。ありがとうございました。
今日は祝日でお休みの日でしたが、JWTCのクラスは「特別公開講座」として開かれました。礼拝では、創世記16章から「10年目の危機を迎えたご夫妻」というメッセージがありました。アブラハム夫妻には、神の契約を受けて後も一向に子どもが生まれず、10年の歳月が流れました。奥さんのサラは、この状況を打開するため、奴隷女ハガルを夫に差し出しました。その結果、ハガルにイシュマエルという子どもが産まれたのですが、このことが家庭不和の原因になりました。ご夫妻は、一つ一つの問題を解決し、危機を乗り越えることができました。私たちの身の回りにも、アブラハムの家族同様、さまざまな問題が生じますが、どのように対応したらよいのか、いろいろ考えさせられました。
礼拝後には、二つの講義がありました。一つは、創世記2章の初めから「神が七日目に休まれた」とはどういう意味なのかを考えました。「休んだ」とは、「この世界を支配している」という意味であり、「七日目は今日まで続いている」という説明には、なるほどと納得しました。
2つ目の講義は、創世記2〜3章の「エデンの園」と黙示録21〜22章の「新天新地」の関係を考えるものでした。両方を「神殿」と見なし、比較していくことに大きな興味を持ちました。このような聖書の読み方は新鮮で、非常に興味深かいのですが、いまいち、ついていけないところもありました。聖書の読み方で、この世界の見方がどんどん変わっていく自分に驚いています。
クラスに参加するため電車に乗ると、何人かの受験生たちに会いました。自分の将来を選択しなければならない若者たちが、試験に真剣にチャレンジしている姿を見て、私もクリスチャンとしての人生をやり直すため、しっかり神学を学ぶのだという気持ちで、クラスに出席しました。礼拝では、創世記15章1〜21節より、「迷いの中で葛藤する信仰者」というメッセージがありました。アブラハムは神に召されていましたが、未だ子どもが生まれる気配はなく、約束の土地も何一つ手付かずの状態にありました。そのようなアブラハムに対し、神は、契約の儀式を通して、神の約束が確かなものであることを確証されました。神のみ心が信仰者に実現していくプロセスを学ぶことができ、とても参考になりました。
続く午前のクラスでは、キリスト者にとっては、生活において直面することはすべて「神学する」対象になる、と学びました。イスラム国のこと、テロや中東問題、愛知県の殺傷事件、トム・ピケティの資本主義経済の展望、民主党政治と自民党政治の違いなど、多岐にわたるテーマについて皆で考えあいました。多様な見方を学ぶことは、今の私にとってはとても大切だと感じております。
午後のクラスでは、創世記の初めの「エデンの園」と黙示録の終わりの「新天新地」の記事に、「神殿」を見ていく読み方を教えていただきました。そのような読み方をするなら、確かに、聖書全体が違って見えてくるだろうな、と感じました。心惹かれながらも、確信には至らなかったというのが、今の私の正直な気持ちです。しかし、「神学することの楽しさ」を、今日も豊かに味わいました。
今日は、昨日までの暖かさとはうって変わり寒い一日でした。礼拝では、創世記14章より「思いがけない出来事」というメッセージが取り次がれました。アブラハムの生涯といえば、定番のお話が続くのですが、今日のテキストは普段あまり聞くことのない出来事が記されていました。アブラハムは、�｜楼茲寮錣い忙臆辰靴燭海函↓∧疥困砲覆辰織蹈箸箸修領�奪物を取り戻したこと、��サレムの祭司メルキゼデクからの祝福を受けたこと、という三つの特別な経験をしました。人を既成概念で判断してはならないというメッセージが、特に深く心に残りました。
午前中のクラスでは、イスラム国のテロ問題や捕虜の解放について、クリスチャンはどのように考えたらよいのかということを学びました。午後からのクラスでは、創世記2章から3章の「エデンの園」と黙示録21章から22章の「新天新地」の両方共が「神殿」であるという仮説に立って、比較検討することから始まりました。聖書の初めから終わりまでの中心テーマが神殿であると考えると、私たちの実際の信仰生活が全く違って見えてくることを学びました。さらに、神が七日目に休まれるとはどういう意味なのか、という点についても教えていただきました。それは、神による全被造物を、人間とともに治めているということでした。確かに私自身は、最近は何をしても楽しい、と感じるようになっていますが、この神学のお陰かなあ、と思っています。今日も神学することの喜びを味わいました。すばらしいクラスを、いつもありがとうございます。
今日は、小雪の降る寒さ厳しい朝でした。いつものとおり熱心な学びの友たちが集まり、充実したクラスをもちました。礼拝では、創世記13章から「神の約束が実現していくとき」というメッセージが取り次がれました。特に、神の約束が実現するとき、人間はどのように関わっていくのかという問題を、深く考えさせられました。今日も、聖書の新しい読み方を教えていただき、感動しました。このような学びを続けているせいか、この頃は、聖書を読むのがとても楽しみになっております。
午前のクラスでは、新年度の4月から、JWTCのクラスをどのような方向で進めていくのかについて、中澤牧師より率直な説明がありました。「日本の教会にとって、今何が必要なのかという点をずっと考え続けてきた。今後は、その必要に答えるためにJWTCのクラスを続けていきたい」というお話でした。私個人としては、中澤先生が、一番良いと思う形で、思いっきりご自由にクラスを進められたらよいのではないかと、思うに至りました。私たちがどのように考えようと、先生は神様から示されるとおりにしか行動されないだろう、と思いますが・・・。
午後は、大野キリスト教会の神戸さんの証を伺いました。これまでの歩みの中で経験されたことをお話してくださったのですが、お聞きした人たちは皆、誠実な人柄からにじみ出てくる信仰の素晴らしさを感じたのではないかと思います。同じキリスト者として、考えさせられる点がたくさんあり、豊かな恵みをいただきました。
その後、創世記の初めの「エデンの園」と黙示録の最後の「新天新地」の描写は、いずれも「神殿」として理解するのがよいのではないだろうか、との問題提起がありました。これまで私は、そのような観点から考えたことはなかったので、聖書の初めと終わりをしっかり学び、そこから聖書全体の中心テーマをきちんと把握したいと思わされました。今日も、とても楽しい「神学する」時でした。事務局の皆様、ありがとうございます。