今日は二学期最後、そして今年最後のクラスでした。朝は特別寒さが厳しいように感じましたが、昼間は暖かくなり、すばらしいお天気の一日となりました。
遠い名古屋から駆けつけてくださった方、午前中だけでもと会社のお休みを取って参加されている方、皆さんお一人お一人が熱心に学び続けておられる姿に、いつもいつも感動させられます。
礼拝ではマタイ1:18-25より「イエスに与えられた二つの名前の奥義」というメッセージが取り次がれました。「イエス」と言うお名前は「ご自分の民を罪から救う」という意味であり、「インマヌエル」は「神が私たちとともにおられる」という意味であること、この二つの呼び名は深い関わりがあることを学びました。
解説の中で、一世紀のユダヤ社会の結婚に関する社会的慣習が紹介されたのですが、ヨセフを「夫」、マリヤを「妻」と呼んでいるマタイの言葉遣い（この福音書はユダヤ人に向かって書かれている）がその説明によってよく分かりました。（詳しくは、音声によるメッセージをお聞きください）
引き続いてのクラスでは、先日千葉で行われた「第16回エホバの証人被害者全国集会」の報告がありました。この種の「被害者の集い」は、ものみの塔がカルト団体であることを世に周知徹底させるのに一番有効な集まりであるという説明に納得しました。
その後、イエスがナザレの会堂でイザヤ書61章1-2節を読まれたとき（ルカ4章に記されている）、「エホバ」という神の名前を発音したかどうかという問題が取りあげられました。説明をお聞きしながら、ものみの塔が教えるような単純な理屈ではないことがよく分かりました。しかし、あまりに専門的な知識が必要なこともわかり、私にはいまいち理解できないところがありました。
その後、クリスマスの会食を共にしながら、参加者の一人一人が、今年自分に起こったさまざまなことをあかししあいました。
この二学期もまた、すばらしいクラスで幕を閉じました。クラスのために労してくださった事務局の皆様、そして講師の先生方に心から感謝いたします。
今日からアドベント（クリスマスの4週間前よりキリストの降誕をお祝いする時期）。
クラスの礼拝でもマタイ1:1-17から「イエスの系図に見られる三つの特色」というお話がなされました。
この系図には、�．ぅ┘垢紡个兄阿弔瞭段未淵織ぅ肇襦◆屮�リスト」、「ダビデの子」、「アブラハムの子」があてられている。��異邦人でいわくつきの4人の女性が登場する。��この系図は14代ずつ三つに分けてまとめられている。
これらの一つ一つに、マタイはいったいどんな意味を込めて書いたのか。興味ある方々は、ぜひ今日の礼拝メッセージを音声で聞いてください。
礼拝後は、ジャーナリストの林俊宏さんが、今週の土曜日（12月4日）に千葉で行われる「第16回ものみの塔被害者全国集会」で講演される要旨をお話してくださった。
午後のクラスではM兄が、ご自分の若いころの新左翼で体験されたことと村上春樹の『１Q８４』のねじれの体験とを比較しながら話してくださった。さらに、石坂元長老が11月、12月の『ものみの塔』誌や『王国宣教』から、ものみの塔組織の中で最近起こっているさまざまな現象についてお話してくださった。
その後のクラスでは、ものみの塔組織はこれから30年ぐらいたったらどうなるのだろうか、という話になった。そんな先までは到底考えられない、キリスト教に限りなく近づくのかもしれない、中心的な教理は変えられないのでぼろぼろになっていくのかもしれない、これまで140年も生き延びてきたグループなのだから調整に調整を重ねて生き残りを図るだろう、あるいは新しい光を受け続け全く新しい宗教に生まれ変わるのかもしれない、などなどさまざまな議論が飛び交いました。むろん、誰も確かなことは分からないのですが。
最後に中澤牧師が、高校時代に福音派の中で信仰を持ちながら、カトリックの教授、ユダヤ教のラビ、リベラルな神学者たちに出会い、イスラム文化や中国文化の中で考え続けてきた問題意識を分かち合ってくださった。聖書の解釈や信仰理解には多角的なアプローチが必要であることを痛感しておられるようでした。ものごとを自分で深く考えることの重要性を改めて考えさせられたクラスでした。
今日は久しぶりに、このJWTCの働きを初めから支え続けてくださったゼンキ先生が、ベトナムでのご奉仕の途中に立ち寄ってくださり、現在関わっているお働きを紹介してくださった。
先生は、ベトナム、中国、インドネシアなど20か国以上の国において、それぞれの国の若い働き人たちを、一回4日間で年に二回、4年間のリーダー訓練コースのお仕事をされているとのこと。今、世界のいろいろな国において神の国がどのように広がっているかを紹介してくださいました。
続けて、神戸、九州、東京におけるさまざまのエホバの証人関係の集会の紹介があり、さらにイスラエル（H姉）やシンガポール（平山先生）などの証がありました。JWTCの働きの広がりを感じさせられるひと時でした。
午後からは、ｋ兄より、最近の電子出版事業についての様子を説明していただきました。印刷術の発明にも勝るであろう電子出版の世界の、今後の展望と問題点などがきわめて明確に指摘されました。ただただ感動して聞いていました。
最後に中澤先生が、「エホバの証人の訪問を受けたらどうしたらよいのか」というテーマでお話してくださいました。物事は終わりから考えることが大切。そして最終的には、4つの関わり方があり、それぞれ方法が違うことを紹介してくださいました。
�＾貔擇�かわらない、��2，3回お話をしてクリスチャンとして証する、��5，6回お話をして、相手の困ること（予言の間違い、エルサレムの陥落の年代）を質問する、�と焦�間エホバの証人の（偽装）研究生になり、ものみの塔から出版されているテキストを学びながら、相手のエホバの証人との対話を深めていく、と言うものでした。
いろいろな関わり方があることをあらためて考えました。
自分は何番目の関わり方をしたらよいのか、祈らされました。
今日は朝から小雨が降り、肌寒い一日でした。
今日は、日本基督教団春日部教会の白石多美出先生が講義をしてくださいました。
いつもより少ない出席者でしたが、とても和やかなうちに、中身の濃い良き学びのときとなりました。礼拝は＜創世記1章26節〜31節・へブル人への手紙11章1節〜3節＞から、
聖書はどのような人間観を教えているのかということを学びました。�〇笋燭楚祐屬倭和ぜ腓砲茲辰凸燭鰺燭┐蕕譴深圓任△襪海函�私たちは、絶対的な主権をもった神様により創られ、神様の祝福の中で生まれた者である。創造論の対極にあるものは進化論であるが、そのような中では人間の尊厳は出てこない。聖書の創造論は、すべての人は偶然から生まれたのではなく、神様から命を与えられ、他の人と比較する必要のない大切な存在である。�⊃誉犬砲鰐榲�がある。創造論に立つとき、人は何のために生きるのか、目的がわかる。��信仰は神の恵みを与えてくださる。信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものであることを学びました。
また、白石先生が関わられたエホバの証人のご家族とのカウンセリングの様子をお話しくださいました。子供さんがエホバの証人になってしまったご両親からの相談でした。最初はエホバの証人であるご本人とは会わず、ご両親から話をよく聞くことから始まりました。その話の過程で、ご家族は、「良かれと思ってしていたことが、間違った対応をしていたかもしれない」と気づかれ、その結果、相談者であったご夫妻が向き合うようになり、日頃の親子関係を見直し、ご両親はエホバの証人である子供さんを丸ごと受け入れ、すぐに解決できなくても待つことができるように変えられていったそうです。そしてその後、証人である子供さんはご両親に閉ざしていた心を開くようになっていったというのです。またものみの塔の組織を抜け出たら終わりというわけではなく、そのあとのケアがとても大切であることをお話しくださいました。エホバの証人をご家族にもつ方々へのとても示唆に富んだ考えさせられるお話でした。家族のコミュニケーションの薄さや人間関係の希薄さなどから起こる心の隙間に巧妙にエホバの証人が近づいているのだなと思わされました。日頃の親子関係を大切にすることがとても大事であることを学びました。礼拝後は、リック・ウオレン著「人生を変える力」の第9章、誠実な人になる、を学びました。�〔鸞�を守る��結婚関係を尊ぶ�Ｍ燭┐蕕譴榛庸修鰺僂い覘せ�間を有効に使う�ネЭ佑鯊臉擇砲垢覘Δ�金の管理をする�Щ纏�で最善を尽くす�┝�分の教会に献身する。でした。なかなか実行できないことであるなと思いましたが、白石先生から、実行できない自分であることに気づくことがまず大切な一歩であることと励ましの言葉をいただきました。また、誠実であるかどうかは、生活の中の小さなことをどう取り扱っているかに現れることであり、相手を尊敬することであり、今日という一日をどう活用するかであること。私たちはまだ途中経過であることを知り、私たちの本当のボスはだれなのかを何時もわきまえながら、クリスチャンである私たちはなおいっそう誠実であることを求めていきましょうとのお奨めをいただきました。自分のできる小さなことを忠実に積み重ねていく者でありたいと心から願わされました。今日も良き学びのときが与えられ本当にありがとうございました。
今日は、秋晴れの素晴らしい一日でした。
礼拝では、使徒の働き4章23節から31節より「問題に直面したときどのように対応したらよいのか」というメッセージが取り次がれました。
ペテロとヨハネは、ユダヤ国会（サンヘドリン）に召喚され、厳しい尋問を受けながらも釈放されたとき、次の四つのことをしました。�｜膣屬里箸海蹐帽圓辰董�経験したすべてのことを分かち合った、�∨�物の創造者にして歴史の支配者である神に祈った、��人間の意思で行われた事項を神のみ手とご計画の中でなされた出来事と見直した、�ぜ�分に与えられた使命・責任を果たそうと固く決意した。一つ一つの説明に対し、なるほどとうなずくことばかりでした。
その後のクラスでは、さまざまな集会、活動などの情報交換がありました。
午後のクラスでは、JWTCのホームページをつくってくださった小牧さんが、どのようにエホバの証人の研究生から救われたのか、またホームページをつくるご奉仕をされるようになったいきさつを証してくださいました。ホームページへのアクセスが14万4千人になるのはいつだろうかなどと、笑い話が飛び交いました。
続いて、ベトナムで12年間の宣教師の働きを終えられた宇井先生が、奥様がどのようにして統一教会から救われたかを証してくださり、またルカ24章から「宣教の本質」についてお話してくださいました。大きな励ましをいただきました。
最後に、ヨハネ17章6節と26節において「イエスがあなたのみ名を明らかにしました」と語られた言葉の意味を、エホバの証人たちがいかに誤解しているかが明らかにされました。私には、ちょっと難しい部分もありましたが、とても啓発に富んだ学びでした。