今日は、日本基督教団春日部教会の白石多美出先生をお迎えしてのクラスでした。
昨晩はサッカーのワールドカップ決勝トーナメント一回戦があり、日本は惜敗しました。けれどもこれまで勝ち進んできた試合で、観る者たちに多くの感動を与えてくれました。今朝は少々眠気を引きずりながら、クラスに出席しましたが、白石先生がいつも変わりない温かな眼差しで迎えてくださり、心もホッとしてクラスを受講することができました。今日の礼拝は、＜ヨハネ�気亮蟷�4章7節〜21節＞から、「愛」ということをテーマに3つのポイントでメッセージをいただきました。� 屮�リストを通して愛を示してくださった」私たちは神の側から愛されている者であり、神の愛の対象は私たちである。私たちのもとに送られた神の愛は、完全なものであり、「赦し」の愛である。神の愛を受けたとは、神の「赦し」を受けているということである。�◆峇袷瓦憤Δ篭欧譴鯆�め出す」神の愛を受けた者は、神に信頼してより頼む者であり、神の愛に支えられて日々歩む者であるので、恐れを締め出すことができる。��「愛の実践」神の愛は人間関係の中で形になって現れてくる。神を信じる者たちは、神から「赦し」を受けていることをしっかり心に受け止めて、生活の中で実践するものでありたい、とお奨めをいただきました。
礼拝の後は、「人生を変える力」（リック・ウォレン著）、第6章「寛容な心を養う」から学びました。寛容度を試すテストの「妨害」「不便」「いら立ち」「何もできない状態」の例話から、受講生たちが、口々に同感であり、毎日の生活の中で、いかに寛容であることが難しいのかを話し合いました。受講生の実話から、ホッとしたり、爆笑したり、それぞれが心を分かち合って本音で話し合いました。白石先生の学びの途中に入るコメントに、受講生は何故か心が開かれてしまうようです。毎回ほんとうに不思議です。そして、その解決方法として「新しい考え方を身につける」ことであることを学びました。寛容さは、神への信頼の現われであり、神の子どもであるなら、神に似た性質を身に着けるべきであることを学びました。日々神との愛の関係を深め、神様に信頼しより頼み、祈りつつ、キリストのご性質の一つである寛容な心を、聖霊の助けにより身につけさせていただきたいと、心から願わされました。
ある国に古くから伝わる「雨乞いの踊り」があるそうです。踊っていると必ず雨が降る。それはなぜか？。それは雨が降るまで踊っているからである。という笑い話のような本当の話を聞きました。ともするとすぐにあきらめてしまう私たちですが、神様は決してあきらめず、忍耐深く私たちを導いていてくださいます。この神様に信頼して、神とともに一歩一歩、歩んで行きたいと、今日も心に深く思わされた一日でした。白石先生ありがとうございました。
今日は、朝出かけるときは強い雨が降っていましたが、午後は青空が見えました。今日のクラスにはたくさんの出席者があり、とてもにぎやかでした。人が多いのはやっぱりいいものだなと感じました。
礼拝では使徒の働き１章全体から、「教会がスタートする前に準備しなければならなかったこと」というメッセージが取り次がれた。使徒の働き2章は「教会の誕生」がテーマである。すると、この1章は「教会が誕生の準備」ということになる。その準備とは、�／靴靴ぞ�況を認識すること（1:1-11）、��熱心に祈ること（1:12-14）、�Ｉ�要なことでできることから始めること（1:15-26）の三つだったという解説でした。中澤先生の聖書の解き明かしは、いつでも他では聞くことのできない変わった切り口をもっていて、興味深く心に落ちます。先生がい
つも言われる「釈義説教は字句の説明が中心で帰納法的であるが、講解説教は一つのテーマを取り上げその視点から全体をまとめていくもので演繹的」ということがだんだん分かってきたような気がします。
午前中のクラスでは、ものみの塔の組織が1975年のハルマゲドンの予言の間違いを謝ったかどうかという問題が取り上げられた。結論としては、ものみの塔への批判者たち（そのときの経験をした脱会者や、二世の人々を含む）がこの問題を厳しく追及をするので、ある程度、何らかの誤りを認める必要が生じているのではないか。しかしあの組織は、一般に言われるような謝罪にあたることは決してしないだろう、ということだった。時を信じる信仰かどうかを試されたとか、一部の熱心な人々の独走だった、という弁明を変えるようなことは絶対にしないだろうと思う。
午後からは、ものみの塔誌7月1日号の「エホバのお名前」に関する記事が紹介され、組織がエホバの名前を使わねばならないと考えている背景が詳しく紹介された。この記事には、いくつかの新しい情報が含まれてはいるが、その論調は過去20年間一貫して変わらないものである。その後、新世界訳の新約聖書の237箇所に「エホバ」という神の名が出てくるが、その根拠は1500年以降に出版されたヘブル語訳の新約聖書などを参考にしたものだと学んだ。それは、復元作業などとは到底言い難いものである。そんないい加減な根拠に基づいて訳された新世界訳を、長い間この翻訳のみが一番正確だと信じてきたのだから、自分が本当に情けなく一人でも多くの方にこの事実を伝えていくことの大切さをあらためて思いました。
関東地方は梅雨入りが宣言されましたが、今日は夏日のように蒸し暑い一日でした。
今日のクラスにも、元エホバの証人、二世の子供たち、証人を家族にもち悩んでいる方々、ジャーナリストなどいろいろな方々が、茨城県をはじめ遠くからあるいは近くから出席し、活発に発言してくだり、楽しい学びの時となりました。
礼拝では使徒1:1-11より、弟子たちが「イスラエルの再興」というとんちんかんな質問をしたとき、イエスはその質問にはお答えにならず、新しいキーワード「わたし（キリスト）の証人」という言葉を持ち出し、彼らを教育し直されました。そして中澤牧師は、イエスは今日神学の世界で問題にされている多くのテーマに対し、同じような思いをもたれて対応されるのではないだろうか、と問いかけました。いつものことながら、今日もまた、ハッとさせられるような聖書の読み方を教わりました。
続く午前のクラスでは、出席者のある方々が、今抱えている問題を話してくださいました。クラスの他の皆さんは、出された問題を自分の痛みとして受けとめ、それぞれが経験されたことがらを自由に分かち合ってくださいました。
午後のクラスではまず、『目ざめよ』誌6月号の裏表紙から、夏の地域大会のプログラム内容がかなり詳しく紹介されました。私ももう10年以上も参加していなかったので、今年は久しぶりに覗いてみようかなと思わされました。
続いて、新世界訳（の新約聖書）に「エホバ」という神の名前が237回出てくることが取り上げられました。ギリシャ語原点の5000の写本にも、古代語訳の6000の写本にも、どこにも「エホバ（四文字語）」が出てこないのに、新世界訳は何を根拠に「エホバ」を入れたのか？
ものみの塔はもっともらしい屁理屈をたくさん並べるのですが、それらの証拠は説得力ゼロ、何の意味もないことが明らかにされました。私は、ものみの塔の組織のリーダーたちは聖書知識に富み、立派な方々ばかりと思っていたので、大きな衝撃を受けました。
今朝クラスに向かう時は、小雨模様のちょっと肌寒さを感じましたが、日中は晴れ間が広がり、初夏を思わせるようなお天気となりました。
午前のクラスでは、現在東芝テックの役員をしておられ、ビジネスの最前線で世界中を駆け巡りながら大活躍中の山本雅人氏が特別講演を担当してくださいました。山本氏は、長い間シンガポールに在住され、倒産寸前の会社を立て直しながら、日本語キリスト教会の議長をして来られた方です。そのお話は、歴史の見方から始まって（同氏は歴史の先生になりたかったそうです）、キリスト者はものごとを神との関係だけでなく、社会における関わりの中でトータルにとらえねばならないこと、日本経済に対してはマスコミに踊らされて右往左往しないこと、シンガポールにおいてクリスチャンになるとはどのような意味があるのかということ、日本の教会の問題点など、さまざまな角度からお話をしてくださいました。こういう率直な話は、教会のようなところでは聞くことができない、まさにJWTCでなければ聞けない話だなあ、と感動を覚えてお聞きしました。午後のクラスでは、中澤牧師がヨハネ21:15-25よりメッセージを取り次いでくださいました。イエスの働きに召された者は、�．ぅ┘垢魄Δ垢襪海箸亡陲鼎い董↓⊃世侶弉茲伴膰△涼罎某箸鯒い察↓Ｂ召凌佑犯羈咾垢襪海箸鬚笋瓩襪海箸�大切だ、とお話くださいました。これまでこの箇所は、三度イエスを否んだペテロに、三度愛の告白をさせてペテロの失敗を帳消しにしてくださった出来事という程度にしか理解してこなかったので、とても新鮮に響きました。
その後のクラスでは、「王国宣教」の6月号と7月号が紹介され、証人たちが現在置かれている状況について、共に学びました。組織の言いなりになってしまっているエホバの証人たちのことを思うと、心が痛まずにはおれませんでした。
今日は、草刈定雄先生が神戸からいらしてくださいました。朝10時のクラスに間に合うように前夜のバスで神戸を出発されたそうです。また、草刈先生にお会いして直接講義をお聞きしたいと、何人かの方々がお茶の水のクラスに顔を出してくださり（お仕事を休んで来られた方も）、にぎやかなクラスとなりました。
礼拝では、マタイ１４：１３〜２１、パンの奇蹟(五つのパンと二匹の魚)のところから、みことばを取り次いでくださいました。13節、「自分だけでさびしいところに行かれた」はずのイエスさまは、ご自身の所に押し寄せてくる群衆を深くあわれみ、いやしのわざをなさいました。「イエス様のいやしや宣教の動機」は常に「あわれみの心」であったことを教えられました。「あわれみ」こそイエスさまの宣教の原点でした。
この五つのパンと2匹の魚の奇蹟から教えられることは、以下のことがらです。
� ／世気泙里△錣譴漾淵ぅ┘垢気泙里い笋靴篝覿気瞭圧，蓮⊂錣砲△錣譴澆任△辰拭�）
�◆〆�あるものをイエスさまに差し出していくことのめぐみ（たとえわずかな物であっても、イエス様の手元に渡るなら、多くの人を祝福することができる。）
�� 神には不可能なことがない。（何でもできる。）
私たちひとりひとりが、今置かれている状況の中で、信じて祈り続けていくようにと奨めてくださいました。
「祈って求めるものは何でもすでに受けたと信じなさい。」
（マルコ11：24）
礼拝後と午後の講義は、「エルサレム崩壊の時期をめぐって」というテーマで行なわれました。
現在の救出状況は、草刈先生自身がエホバの証人の方と、直接、接触することがなかなかできないので、家族を訓練したり励ましたりすることが中心になっているそうです。これは時間がかかる働きであり、忍耐が必要のようです。（距離の問題もあります。）しかし決して不可能なことではないそうです。
「エホバの証人の信仰は、組織信仰であり、組織によって積み上げられた理論に矛盾があれば音を立てて崩れる。」そのために必要な情報を提供していく、それはものみの塔のアキレス腱になっているエルサレム崩壊の年代にメスを入れていくことですと、資料や聖書を読みながらひとつひとつ説き明かしてくださいました。
長年、エホバの証人の救出のために身を粉にして労されている先生の、熱い思いが伝わってくるひと時でした。草刈先生、一日、ほんとうにありがとうございました。